本年度も、恒例の国立がん研究センター東病院主催「がん新薬開発合同シンポジウム」を開催する運びとなりました。第10回の節目を迎える今年は、「NEXT医療機器開発シンポジウム」とのコラボレーションを企画し、新型コロナウィルスの感染拡大防止と参加者の安全確保を第一に、オンライン開催をさせていただくことといたしました。
今年のテーマは、【Connected Healthcare -境界を越えてつながる開発環境】です。
近年、AI/IoTなどの新規技術が医療分野にも本格的に導入され、今回のCOVID-19の流行によって、新しいがん医療の創出や遠隔医療をはじめとする医療のIT化が否応なく進んでいくことが予想されます。このような中で、IT分野を中心に異分野からの医療分野への参入も増えており、幅広く異なった領域と接続された医療”Connected Healthcare”が今後の医療の重要なキーワードとなっていくことが予想されます。このような世界の中で繋がる次のがん医療開発の方法論について、産官学各方面からエキスパートの先生方をお迎えしてご講演と質疑を行い、わが国からの新たながん医療開発をさらに活性化して行くことを期待しております。
多数の皆様のご参加とご討論を心よりお待ちしております。
国立がん研究センター
東病院長 大津 敦
※本イベントは、次の研究事業の支援により開催するものです。
日本医療研究開発機構 医療技術実用化総合促進事業「国立がん研究センター東病院 臨床研究中核病院整備事業」
大津 敦 国立がん研究センター 東病院長
内容・時間は一部変更になる場合があります。