国立がん研究センター 東病院

過去の開催概要

第5回がん新薬開発合同シンポジウム

ごあいさつ

このたび、下記の厚労省整備事業および文科省研究班の合同により、第5回がん新薬開発合同シンポジウム「変貌を遂げるがん治療:新薬開発のこれからの展開」を開催いたします。

2011年に「わが国における新規抗がん剤開発の諸問題:産官学連携をどう進めるか」というテーマで第1回合同シンポジウムを開催以後、アカデミア研究者、企業開発担当者、規制当局担当者などを中心に毎年330名を超える参加者を得て、活発なご討論をいただき、各方面からご好評をいただいてまいりました。

本年度は厚労省「早期・探索的臨床試験拠点整備事業」および文科省「がん支援・化学療法基盤支援活動」班ともに最終年であり、またAMED発足元年でもあります。

5年目を迎える今回は、「変貌を遂げるがん治療:新薬開発のこれからの展開」をテーマに、これまでの5年間の総括とともに、AMEDの末松理事長をお迎えし、新しい研究事業の紹介など国の新しい動向を取り上げます。また、昨今急速な進歩を遂げるprecision medicine、免疫療法の最先端の開発動向についても取り上げます。

各方面をリードする先生方にご講演いただき、海外に負けないがん新薬開発の競争力をつくり上げるための新しいステップアップを目指したいと切望しております。本年も多数の皆様のご参加とご討論を心よりお待ちしております。

厚生労働省「早期・探索的臨床試験拠点整備事業」
日本医療研究開発機構委託研究開発費「早期探索的・国際水準臨床研究事業」
大津 敦(国立がん研究センター先端医療開発センター/東病院)

文部科学省科学研究費「がん支援・化学療法基盤支援活動」班
矢守 隆夫(医薬品医療機器総合機構/がん研究会 がん化学療法センター)

抗悪性腫瘍薬開発フォーラム
武藤 徹一郎(がん研究会)

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開催概要

名称 第5回 がん新薬開発合同シンポジウム
変貌を遂げるがん治療:新薬開発のこれからの展開
日時 2015年11月13日(金)9:00 -16:40
会場 大手町サンケイプラザ 4Fホール
参加費 無料(事前登録制)
参加受付締切 2015年10月20日(火)
*定員に達し次第、締め切らせていただきます。
参加申込み方法 1. HPより参加登録をする。
2. 事務局より参加確認書をメールにて送信
3. 当日参加確認書を受付に持参。
*上記の方法がとれない方は事務局にご相談下さい。
事務局 〒135-8550 東京都江東区有明3-8-31
(公財)がん研究会・がん化学療法センター
担当:三原
TEL:03-3570-0661 FAX:03-3570-0484
E-mail: atdd-frm@jfcr.or.jp
主催 厚生労働省「早期・探索的臨床試験拠点整備事業」
日本医療研究開発機構委託研究開発費「早期探索的・国際水準臨床研究事業」
文部科学省科学研究費「がん支援・化学療法基盤支援活動」班
後援 抗悪性腫瘍薬開発フォーラム

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参加登録フォーム

登録受付は定員に達したため、終了させていただきました。
たくさんのご登録ありがとうございました。

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プログラム

司会: 大津 敦 国立がん研究センター 先端医療開発センター長
同 東病院 病院長補佐
  矢守隆夫  医薬品医療機器総合機構 審査センター長
がん研究会 がん化学療法センター

開会の言葉

大津 敦

I. 早期探索拠点事業での成果と課題 (9:05-11:45)

1) 日本医療研究開発機構 (AMED) のミッションと展望
末松 誠 (日本医療研究開発機構 理事長)
抄録 スライド
2) PMDA薬事戦略相談の現状と課題
中山 智紀 (医薬品医療機器総合機構 審査マネジメント部)
抄録 スライド
3) わが国におけるアカデミアシーズ開発の成功例
  -1 脂肪萎縮症治療薬メトレレプチンの臨床開発
海老原 健 (自治医科大学医学部 内科学講座)
抄録
  -2 難治性皮膚潰瘍治療薬
玉井 克人 (大阪大学大学院 医学系研究科)
抄録 スライド
4) 文部科学省「がん支援・化学療法基盤支援活動」班の成果と課題
清宮 啓之 (がん研究会 がん化学療法センター)
抄録 スライド
5) 早期・探索的臨床試験拠点整備事業5年間の成果と課題
大津 敦 (国立がん研究センター 先端医療開発センター/東病院)
抄録 スライド
6) 臨床研究をめぐる状況について
井本 昌克(厚生労働省医政局 研究開発振興課)
抄録 スライド

昼食

II.Precision medicine体制普及の現状と課題 (13:10-14:45)

1) SCRUM-Japanの現状と課題
土原 一哉 (国立がん研究センター 先端医療開発センター)
抄録 スライド
2) NCI-MATCH試験の現状
武部 直子 (米国National Cancer Institute CTEP)
抄録
3) A unified approach to NGS-based oncology companion diagnostic development
Jim Godsey(Thermo Fishier Scientific Inc.)
抄録
4) NGS診断パネル承認に向けた規制面での課題
宮本 大誠 (医薬品医療機器総合機構 体外診断薬審査室)
抄録 スライド

Coffee Break

III.がん免疫療法の進歩とコンソーシアム構築に向けた課題 (15:05-16:35)

1) がん免疫療法:現状と今後の展望
河上 裕 (慶應義塾大学医学部 先端医科学研究所)
抄録 スライド
2) The next targets of immune checkpoint blockade therapy
Hassane M. Zarour (Immunology and Dermatology, University of Pittsburgh School of Medicine)
抄録
3) The current status of immune checkpoint blockade therapy
Shinta Cheng (Bristol-Myers Squibb)
抄録
4) がん免疫療法開発試験での免疫TR研究実施上の課題
西川 博嘉 (国立がん研究センター 先端医療開発センター)
抄録

閉会の言葉

矢守 隆夫

ポスター


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